雑想世界　第１世界線

U-1 パパガイオはフェルナンデス王朝ブラジル帝国の観測機。
航空機メーカーノケイブ製造のビジネスジェットをベースに多目的支援機として運用出来るようにした機体の為に、型番がUになっている。

合成開口レーダー並びに、光学センサーとFLIRを組み合わせたマルチスペクトルスキャナーを搭載し、無線諜報を備え、海洋管制システム イエマンジャとも繫がる。
救助機材投下のため左降着装置収納庫内に保命用援助物資の収納式の投下装置、左側後部胴体に救難用火工品の投下口を設けてある。
他にも機体側面に大型捜索窓、胴体下面に捜索用レーダーアンテナ、機首下部に収納式の赤外線暗視装置を搭載している。

帝政復古時には開発中であったが、1998年の初飛行より4機が生産され、ブラジル帝国海軍に引き渡された。
その後、南米プレソルト海底油田海域の洋上観測に使用されている。