雑想世界　第１世界線

この条約は、ブラガンサ王朝本家の血を最も強く受け継ぐエンリケ・ブラガンサ・ド・キタンディーニャの仲介により成立した。
その内容は、かつてのブラガンサ王朝の南米とアフリカ領土内の垣根を取り払い、かつブラガンサ王朝の後継国家間の争いを未然に防ぐのが目的であった。
この条約の成立により南大西洋の約六割と、南米大陸の約四割を管制下に置くこととなり、地下に眠る資源を共有しつつ、通貨の統一化や関税やビザを撤廃等といった、両国間の経済的な繋がりを重視した条約となっており、互いに協力した国家開発を行うことになった。

●ブラガンサ連合王国
●フェルナンデス王朝ブラジル帝国

ペトロポリス条約は、ブラガンサ家直系のエンリケ・ブラガンサ・ド・キタンディーニャの仲介により、ブラガンサ王朝の後継国であるブラガンサ連合王国とフェルナンデス王朝ブラジル帝国の2カ国間で締結された、相互協力条約である。

●両国内のパスポート無しの行来。
●両国内貿易の関税の撤廃。
●ブラガンサ連合王国首都ブラガンシア?〜フェルナンデス王朝州都ベロ・オリゾンテ間鉄道ペドロ線の開通。
●ブラガンシア空港?(仮)〜ガレオン国際空港の航空便の開通。
●リオデジャネイロ港〜アンゴラへのフェリー便開通。
●両国間の司法組織の協力。
●両国間の管制システムと衛星の共有。
●共通通貨ペドロレアルの発行。

ブラガンサレアルと帝国レアルは元を同じくするだけあり、価値がほぼ同じであった。
その為、経済的円滑化を図るためにペドロレアルを発行。
10年を目処に通貨の入れ替えを画策し、その間は両国間に限り両国の通貨を等価で流通させる。

両国の国際空港並びに空軍施設をターミナルとして、航空機の管制及び災害の監視を行う。

両国の港湾並びに離島をステーションとし、海底ケーブルにて連結させ、海上交通の管制及び災害の監視を行う。

両国の主要道路や鉄道等の管制を行い、物流をコントロールする。

観測衛星オロルン、通信衛星オロルン、GPS衛星オロルンの各人工衛星を南大西洋海域に常時固定し、有事には現地へと移動させる。

互いの法を尊重し、両国民はその法を遵守する。

2022年9月発足。
条約加盟国内のインフラを中心とした開発の援助を主目的とし、曙伯相互不可侵条約の賠償金を基金として運用する。
原子力開発にはケーティランス王国が参加しており、ケーティランス王国にも安全保障観点での、防衛的軍事行為での共同作戦が約束される。

攻守同盟とし、両国の安全と権益を脅かすものを迎撃する。
そのために戦術ネットワークを共有する

現状においてはブラジル帝国海軍が南大西洋海域を担当する。