雑想世界　第１世界線

フェルナンデス王朝戦術航海システムはブラジル帝国海洋技術総合司令部が開発した、ブラジル帝国海軍用のC4Iのパッケージである。
商用オブザシェルフのシステムであり、艦艇に搭載された各レーダーと、海洋管制システム イエマンジャから受け取ったデータにより、個艦艇船レベルでの戦術航海をサポートする。

搭載艦艇のレーダーに対応する。
レーダーの探知範囲が戦術範囲となる。

海洋管制システム イエマンジャの情報をALS型通信衛星?より受信する。

レーダー映像や他船の航跡が自船の回頭に合わせて同時に動く機能。
自船の動きに追従して映像が瞬時に更新されるため、高速旋回時や回頭を繰り返すような操船時でも、他船の動向や周囲の状況が直感的かつ正確に読み取れる。

レーダーと接続することにより高分解能のレーダー映像をチャート上に重畳表示することが出来る機器。
一般的なレーダー重畳とは異なり、ベクトルチャートの優先物標は最上層に重畳表示される為、重要な物標がレーダー映像の陰に隠れる事が無いので、目標を見失い難くなってる。
また、感度やクラッタ制御などもレーダー専用機と同様に操作可能。

目標をその大きさに応じた倍率で拡大表示する、物標拡大機能。
従来のレーダーでは拡大率が一様であったため、陸地や大型建造物などに近接した小目標が隠れてしまうことがあったが、この機能により小さな目標を大きく拡大しつつ、逆に陸地などの大きな物標は殆ど拡大され無いようにし、目標同士が重ならず識別しやすい表示が可能。