雑想世界　第１世界線

ガリアントゥス港は沿西部グルーリアナ共和国の主要港にあたる港である。沿岸部の自治体であるマンサニージョに位置している港であり､ガリアントゥス港には海上保安隊の基地であったりケーティランス王国軍の基地併設されている。尚ガリアントゥス港は第一次北米大戦が終結し､ケーティランス王国軍が付けた名前であり旧称はマンサニージョ港である。

マンサニージョ港(現在はガリアントゥス港)は第一次北米大戦以前はメキシコ共和国の主要港として繁栄していたが経済の困窮により､マンサニージョ港の地域を含む沿岸部の地域も徐々に衰退していった。第一次北米大戦が開戦するとメキシコ共和国軍はケーティランス王国が率いる連合国軍に抵抗するためマンサニージョ港を接収しメキシコ共和国海軍の軍事基地として利用したとされている。第一次北米大戦がメキシコ共和国の敗北に終わりケーティランス王国の軍隊を主力とした連合国軍が進駐するとマンサニージョ港は連合軍の管理する施設として接収されガリアントゥス港へと名前が改められた。メキシコ共和国が解体され沿西部グルーリアナ共和国が成立し三年後主権をようやく回復するとガリアントゥス港は共和国に返還された。ガリアントゥス港は返還された後､沿西部グルーリアナ共和国の主要港として繁栄し今に至る。

2010年､沿西部グルーリアナ共和国の海上輸送を司る沿西部グルーリアナ共和国運輸省海上運輸局はガリアントゥス港の拡張計画を発表した。具体的な拡張内容としては民間と国を合わせ、合計1,339億5,000万円の投資を行い､現在のガリアントゥス港を南方面に拡張するという計画である。この拡張によりガリアントゥス港は20フィートコンテナ換算で年間170万TEU以上のコンテナが運用可能とされている。この他にも穀物や鉱産物､炭化水素燃料やバルク貨物が取り扱い可能な大規模ターミナルを建設されるとされており､2022年現在このプロジェクトは完結しておりガリアントゥス港は沿西部グルーリアナ共和国の中では二番目に繁栄している港となっている。