雑想世界　第１世界線

1970年代のブラジル?は、国内の重工業の発展時期に有った。
そんな中、航空機開発企業であるブラジル航空工業?は軍政時代での国有企業から脱却し、航空機開発に乗り出す。
1971年の農業機アンドリーニャ?の成功から始まる躍進のである。
そんな中、ターボシャフトエンジンの開発に手間取っていたブラジル航空工業?のヘリ部門であったが、1975年、遂に初の国産ターボシャフトエンジンを開発する。
2軸式フリータービン・ターボシャフト形式を採用したエンジンは111.1kgの重量となり、単段軸流式と単段遠心式の圧縮機を備え、単段式パワータービン、2段式ガス発生器タービンのタービンを取り入れ、632 kwの出力を出す事に成功する。
このエンジンと機体の強度ならびに重量により、新生ブラジル帝国?最高峰となるネブリナ山(3,014m)での登頂にも成功(スペックデータによると、8,000m級の登頂も可能)し、ブラジル?の各省庁での採用が決定する。

省庁や民間を中心に広く使用されている。
フェルナンデス王朝軍警察、フェルナンデス王朝軍消防では、夜間観測での使用を考慮し、投光器が機体下部に取り付けられている。
救難機仕様では、キャビンに救急搬送用の設備を収納するだけのスペースを持つ。
また軍用ではオプションとして両舷に武器をマウント出来る。