雑想世界　第１世界線

済州国はオセアニア州に浮かぶ島国。首都は済州特別市で総人口は730万人。1910年からみかんの生産が始まり、今では名産品である。みかんで財をなすみかん財閥まで誕生した。済州国は世界有数のみかん大国である。2022年には初めて大統領と首相をWで女性が務める。

高宗（1213~1259）の時代に入ると、「海の向こう側の大きな郡」という意味の「済州」という名に変わった。

済州島には長らく耽羅国(たんらこく)が実権を握り、当時の記録によれば、耽羅には既にピョル主または星主、王子または星子、徒内と呼ばれる支配者が存在していた。これらの称号は新羅文武王が与えたとする文献もある。いずれにせよ、耽羅支配者のこのような称号は後世まで続いた。耽羅星主が筆頭格で、これを王とする。首都は済州牧満衙に置かれた。

1930年代からチェファン共和国より大規模な移民が済州島に到着した。その結果、チェファン人の人口は済州に住んでいた先住民の数を大きく上回り、建国直前の1940年時点で総人口も150万人を突破した。そして済州島民と先住民との間で済州条約が結ばれ、1948年に済州国が建国された。

2022年の国内総生産(GDP)は124億4424万ドルで世界124位である。1人あたりGDPは2万ドルを超え、高所得国となっている。その後、オーストラリアと共に先進国として発展した。1980年代以降民主化が進むと、政府は済州国を観光地として売り出した。大御民国を初めとした海外からリゾート地として注目を集め、現在では観光立国として世界に名を馳せている。

済州国の経済を参照

大統領制を採用している。任期は4年。再選は禁止されている。各自治体には高度な自治権が保証されている。世界でも珍しい大統領と首相が共に女性である体制である。

済州国の人口は2021年時点でおよそ70万人である。北島・南島にバランスよく人口が分散している。先進諸外国が少子高齢化で人口減少する中、済州国は人口増加を続けており、度々海外諸国からも視察団が訪れる。

済州国の人口統計を参照

済州島の特徴を言い表すのに、「三麗」と「三多」、および「三無」という言葉がある。三麗とは、「美しい心」「素晴らしい自然」「美味しい果物」といった島民の心や景観の美しさ、特産物を意味する。三多とは、「石と風と女の3つが多い」という意味。火山島であるため、火山の噴火により流出した火山岩が多く、台風が度々通過する上、季節風の吹く地域であり、またかつては漁労のため海に出て遭難するなど男性の死亡率が高かったことに由来している。

みかん技術は世界最高レベルである。

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