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タージーマーハール集団食中毒事件とは2022年8月3日〜8月6日にかけて神聖アクスム獣皇国 首都 「アクスムグラード」にあるインド料理店「タージーマーハール」で発生した集団食中毒事件及び産地偽装、食品偽装事件である。また、タージーマーハールを運営する「フィンフエム」社についても解説する。

事件の概要

最初の食中毒事件

2022年8月3日、神聖アクスム獣皇国 皇都「アクスムグラード特別市 ジャズィール=ナカタ地区にある大衆インド料理店「タージーマーハール ジャズィール=ナカタ店」で食事をした16人が腹痛を訴え地区内の緊急病院に搬送された。当時、院内には外科医しかおらず患者の容態が重篤化したためアクスムグラード中央聖護病院に搬送された。16名は4日には快復傾向となり5日に退院した。聖護病院は16名から病原性大腸菌、カンピロバクターが検出された。医師らは16名は貧困層ではなくそのような症状が出るような食事を普段は取っていないことが聞き取りの結果、判明した。

1回目の捜査

8月4日、アクスムグラード中央聖護病院からの報告を受けた福祉衛生省は不審に思い皇都警察庁に捜査を要請した。
皇都警察庁は食中毒の原因はタージーマーハール ジャズィール=ナカタ店にあるとした。
皇都警察庁とアクスムグラード中央保健所がタージーマーハール ジャズィール=ナカタ店に対して合同立ち入り検査をした。しかし、総料理人兼支配人の男は関与を否定し検査の結果、不審な点がないため調査を切り上げた。

8月4日

皇都市内で捜査が行われている頃、皇都近郊都市圏にある複数のタージーマーハールを利用した約30名が緊急搬送された。搬送された患者からは最初の食中毒事件と同じ病原性大腸菌、カンピロバクターと新たにウェルシュ菌が検出された。
発生地域の保健所は直ちにアクスムグラード中央衛生局へと報告を行った。しかし、夏場であり皇都内のマーケットの飲食施設で食中毒事件が発生しており過日のタージーマーハール ジャズィール=ナカタ店で発生したと思われる食中毒事件の対応に追われていたためこれらの報告が中央衛生局に届いたのは8月5日になった。

8月5日

福祉衛生省は5日11時に緊急会見を開いた。
緊急会見の様子は国営放送など全てのアクスムのジャーナリストで報じられた。
福祉衛生省はタージーマーハールで提供された食事と検出された病原体が集団食中毒と因果関係
を早急に調査すると述べたが福祉衛生大臣が会見中の11時24分に4日の日に搬送された30名の内、72歳のドイツ系アクスム人男性、18歳の日系アクスム人女性、20代のロシア系アクスム人夫婦が病原性大腸菌のために亡くなったことが速報ニュースで流れた。緊急会見内に保健衛生局長が福祉衛生大臣に伝えた。
福祉衛生大臣は会見中に「私と内務大臣と食糧エネルギー資源大臣が直々にタージーマーハールに乗り込む用意が出来ている。亡くなられた臣民のためにも絶対に許さない」と述べた。
12時30分に緊急内閣評議会が招集されカドック総理は内務大臣、福祉衛生大臣、食糧エネルギー資源大臣、皇都警察庁総監、アクスムグラード中央衛生局長官にタージーマーハールへの緊急捜査を命じられ閣議決定された。その足でカドック総理は皇宮に赴き獣皇アナスタシア2世に皇都内で発生している食中毒事件を上奏した。アナスタシア2世は全力をもって必ずや事態を解決するよう布告を出した。

タージーマーハール及び運営会社緊急捜査

8月5日17時にタージーマーハール ジャズィール=ナカタ店を含む食中毒事件が発生したタージーマーハール店舗全てのみならず国内にある全てのタージーマーハールで予告無しの立ち入り検査が行われた。その結果、タージーマーハール ジャズィール=ナカタ店では社員の聞き取りで支配人による回目の立ち入り検査の際に隠蔽をしていたことが発覚、厨房ではナメクジや虫が繁殖しており腐乱した食品が調理場で放置されていた。このことを受け内務省国家警察庁は法令によりタージーマーハール ジャズィール=ナカタ店支配人のブラジル系ソマリ人の男が逮捕された。捜査によってタージーマーハール ジャズィール=ナカタ店を始め食中毒事件が発生したタージーマーハールは飲食店を経営するフィンフエムのFC契約店だった。

結末

福祉衛生省、経済省、食糧エネルギー資源省はフィンフエム社の飲食店営業許可永久取り消しとフィンフエム社経営陣全員、タージーマーハール ジャズィール=ナカタ店含む食中毒を出したタージーマーハールの支配人・調理責任者を逮捕した。また、タージーマーハール本社を監督責任によって180日間の全店営業禁止と経営陣を起訴し逮捕された。

背景

福祉衛生省は1960〜70年代に発生した大手食品会社やレストラン、給食センターで提供される食品で死者を出す食中毒が発生したたため福祉衛生省は皇都内で営業している全てのスーパー・コンビニ・食料品店・飲食店は毎日、福祉衛生省食品健康監査局の厳しい検査を受ける必要があった。フィンフエム社長 M氏は厳しい検査が煩わしく思い経営するタージーマーハールを含む50の店舗で衛生管理に関する文書の偽造を各支配人に命じた。営業利益獲得のため、各支配人も衛生問題に真摯に取り組む姿勢はなく、清掃も1ヶ月に1回すればいい方だと元スタッフの複数の証言で発覚した。支配人の多くが出稼ぎに来た地方出身者や労働資格のある外国人だった。アクスム国内で飲食店を運営する場合は資格が必要だがこれらも偽造した。

食品偽装

被告人

アブドゥラ・ラハーン(本名 サハー・F・マルコス)

タージーマーハール ジャズィール=ナカタ店の支配人兼総料理人の自称インド人の男。
フィンフエムHPではインド生まれで20代の時にスリランカ・ネパール・モルディブ・パキスタン・バングラデシュで修行したとあるが、実際はインド人ではなく祖父の代からアムラクに移住したブラジル系ソマリ人。
インド・ネパール・スリランカ・バングラデシュ・パキスタンへの渡航歴もなくアクスム領イエメン領域の中国系ネパール人が経営するインド料理屋で2年間働いていただけである。しかし、金がなくなり実家のある皇都へ帰省したおりフィンフエム代表のM氏に会いタージーマーハール ジャズィール=ナカタ店の支配人を任された。M氏から「タージーマーハールのブランドがあるから経営は大丈夫」と言われためラハーンは拡大解釈して暴走したと皇都警察庁は聴取に記している。ラハーンは親戚のブラジル系輸入会社から格安で魚介類や食肉を輸入した。
これは動物園等に配給されるものだったがラハーンはこれを店頭向け食材として扱った。産地はブラジル産ではなくアクスム産とした。余った料理を別の客の料理に回したり日付を変えるなど偽装行為を強要させたりアルバイトの若い全女性店員にセクハラしたことも発覚した。

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